オレは保坂、男子バレー部で大活躍の保坂だ。
オレは試合前いつだってイメージトレーニングを欠かさない
オレは自分で言うのもなんだが、誰よりもイメージトレーニングを欠かさない男だ

オレは今まではバレー一筋で生きてきたが、そんなオレに天使が現れた
その天使の名前は“南ハルカ”という。オレは南ハルカに汗を拭いてもらいたいのだ
なによりオレの活躍を南ハルカにみせつけたいわけだ、しかし南ハルカは子育てに忙しいらしいわけだ
ならば汗を拭いてもらうかわりに、オレが夫になり子育てを手伝おうと想ったわけだ

今オレは身近な所から南ハルカに近づこうと思い、料理の勉強をしているのだが
エストラゴンとコルシニョンがとてもケッパーでまだまだオレは甘いという事が判明したわけだ!

そしてオレは想ったわけだ、料理だけでは進展しないとようやく思いついたわけだ
今はオレは自宅だ、AVを脱ぎながら鑑賞しているわけだが…
ここでオレは思いついた、そうだ、オレは忘れていたわけだ…

進展するには
イ メ ー ジ ト レ ー ニ ン グ し か な い と い う こ と を !

イメージトレーニングを欠かさないオレが、恋の力に惑わされて怠っていた!
なんで魅力的な女なんだ、南ハルカ…。お前の美貌は罪すぎるわけだ…
だが、いつまでも見とれているばかりではお前には近づけないわけだ
だからオレは今宵、久しぶりにイメージトレーニングをする決意をしたわけだ…

カチャッ、スルルル…

オレも手馴れたものだ、制服のズボンのベルトをはずし、ズボンを下ろすまでの仕草がな…
南ハルカ、おまえの美貌がオレをここまでさせたんだ、お前のカワユサは罪なわけだ…
お前を想うとオレの息子もイキりだってくるわけだ、南ハルカ……許せない。
許せなさすぎて、愛しすぎてしまうわけだ…オレは悪くないわけだ…

シコシコ…シコシコ…

オレは南ハルカをついに昼休みに体育館裏に呼び出すことに成功したわけだ…
「保坂先輩…、こんな体育館裏の人影のないところで、何か用ですか…?」
南ハルカはここで頬を赤らめながら、オレに首を傾げるわけだ…
「…! ほ、保坂先輩……っ」
南ハルカはオレの耽美な告白に動揺を隠せないわけだ
「あっ……」
動揺する南ハルカをゆっくりと抱き寄せるオレが居るわけだ…
「保坂先輩…嬉しいです、嬉しいですけど、家に子供達が…」
そこで南ハルカはオレの胸の中で嗚咽するわけだ…オレはゆっくり口を開くわけだ…
「え…? 保坂先輩も子供達の世話をしてくれる… それって…」
オレは遠まわしにプロポーズするわけだ、南ハルカは感激の余りオレの胸の中で泣き出すわけだ…
「保坂…先輩…、、」
南ハルカの頭を撫でてオレは彼女を安心するわけだ…
南ハルカはゆっくりと目を瞑り、唇をオレにむけてくるわけだ…
その淡い緑色の草原に萌える桃色の花びらのような潤いに満ちた唇にゆっくりと唇をのせるわk

うっ……… はぁっ…はぁ…。


手強い女だ、南ハルカ…。南ハルカを想うと流石のオレもすぐに昇天してしまうわけだ…

続きは明日にするわけだ、南ハルカ…嗚呼、南ハルカ…Zzz…

その淡い緑色の草原に萌える桃色の花びらのような潤いに満ちた唇にゆっくりと唇をのせるわけだ…
最初は濃厚なキスなどいらない、軽い口付けほんの数秒でいいわけだ…それですら幸福なわけだ
「保坂先輩となら、、喜んで…」
南ハルカはその大きくだが下品ではない…
宇宙率的に黄金比を保った清らかな瞳に涙をためながらオレを見てくるわけだ…
「保坂先輩、今日は子供達はみんな友達の家にお泊りにいってます…だから、、」
頬を赤らめて目をそらす南ハルカにオレはゆっくりと頷いて、その手を握るわけだ…
「……っ。。」
手を握られ少しびっくりしたような南ハルカだが、すぐに順応しオレは南ハルカの歩行速度にあわせて歩いていくわけだ…
「え…? 今日は保坂先輩が夕ご飯作ってくれるんですか? 嬉しい…」
ここでさらりとオレが料理できるんだぜ、アピールしておくのが重要なわけだ…
昼休みだろうと関係ない、今オレ達は確実に幸多き道を歩いて南ハルカの家にいくわけだ…
「あっ、ちょっと待っててください。今、家の中散らかってるんで…」
南ハルカの家についたわけだ…、南ハルカはテヘ、と愛らしい笑顔を浮かべて自宅へと戻っていくわけだ…
オレは南ハルカの髪が残す淡い香りを1ミクロンも余さず吸って待つわけだ…
「大体片付け終わりました、保坂先輩、どうぞ…?」
南ハルカが照れた顔しながら戻ってくるわけだ、ここでオレは制服ただし“みなみけ”へフェードインするわけだ…
「えっと…、少し居間で待っててください…。私、シャワー浴びてきますから…」
オレは短く、だが凛とした声で「ああ…」と言うわけだ、南ハルカは浴室へと入っていくわけだ…
そこでオレは即座に隅に畳まれていた布団を整え、カーテンを閉めるわけだ…
これでオレ達を阻む物は何もなくなったわけだ…。オレと南ハルカの織り成す…愛。嗚呼…
「先輩、、背中…流しますよ?」
仕方ないな、とオレは渋々立ち上がるわけだ…申し訳なさそうなバスローブ姿の南ハルカの頭を撫でて服を脱ぐわけだ…
「先輩の背中って…やっぱり、おおk」

はっ……?!


なんて事だ南ハルカ…本当にお前は罪な女だ…

数年ぶりに夢精してしまったじゃないか…、南ハルカ…嗚呼、南ハルカ…Zzz

 

 

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